セレクトショップの仕入れ:何を基準に選んでいるか
「どうやって商品を選んでいるんですか?」は、来店したお客さんからよく聞かれる質問です。答えは長くなるのですが、ここで一度まとめてみます。Urban Pebble の仕入れは、量より基準を優先しています。
最初に確認すること:素材の出どころ
仕入れの最初のステップは、素材の産地と加工方法の確認です。「コットン100%」という表示だけでは不十分で、どの地域で栽培され、どこで紡績され、どこで染色されたかを確認します。すべてが明確に答えられるメーカーとだけ取引しています。
これは「オーガニック」や「サステナブル」という言葉を使いたいからではありません。素材の背景を知っていれば、お客さんに正直な説明ができるからです。
縫製の確認:実際に縫い目を見る
縫製の確認は、サンプルを実際に手に取って行います。縫い目の密度、糸の太さ、ボタンの付け方、裏地の処理。これらは着用と洗濯を繰り返したときの耐久性に直結します。
特に確認するのは、ストレスがかかりやすい部分(脇の縫い目、ポケットの口、ボタンホール周辺)です。ここが雑な縫製のものは、どれだけ素材が良くても仕入れません。
少量仕入れを選ぶ理由
Urban Pebble は意図的に少量仕入れを選んでいます。大量に仕入れると、売るために値引きが必要になります。値引きは商品の価値を下げる行為だと思っているので、最初から売り切れる量だけ仕入れる方が、商品にとっても買う人にとっても正直だと考えています。
売り切れたら補充しないものが多いのも、同じ理由です。同じものを大量に持つより、次の季節に新しいものを選ぶ方が、仕入れとして誠実だと思っています。
仕入れの話は、店頭でも続きができます。気になることがあれば、来店時に聞いてください。